中国ロボットメーカーのオリオンスターロボティックスは6月28日、工場や物流施設など向けの中型搬送ロボット「LuckiBot Pro Carry(ラッキーボット・プロ・キャリー)」を発表した。
「LuckiBot Pro Carry」は、最大150キログラムの荷重能力を持つ搬送ロボット。堅固なフレームと可変ボディー構造を採用しており、異なる搬送物の状況に対応するために、さまざまなアクセサリーで形態を自由に変えられる。
地図作製用に頭部と底部に二重のビジュアモジュールを搭載。視覚とセンサーを使って、ロボットが自主的に地図を構築とナビゲーションを行う。頭部にはハンドルを装備し、ユーザーがロボットを簡単に管理と操作できるようにした。
そのほか、緊急停止装置:緊急時に迅速にロボットを停止する前方と底部に複数の緊急停止装置が装備するほか、警告ライトと高感度の防衝突バーといった安全対策も実施した。オリオンスターでは、「LuckiBot Pro Carry」を核とした搬送ソリューションで展開。
工場の作業場、物流センター、大型倉庫で、精密部品から大型荷物の搬送での利用を見込んでいる。