ロボフル、VCなどから第三者割当増資で1億円を資金調達

AI(人工知能)やデータを活用した工場向け自働化設備を販売するRobofull(ロボフル、名古屋市)は8月21日、MTGベンチャーズ、いわぎん事業創造キャピタル、NOBUNAGA(ノブナガ)キャピタルが引受先の第三者割当増資で、約1億円の資金調達を実施したと発表した。

ロボフルでは資金を製造業向け自働化ソリューション事業の拡大と組織体制の強化に充てる。同社は、製造業向けにAIデータベースを活用した工場の自働化設備を安価に販売することを目指すベンチャー。

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ロボフルの事業モデル

全国の中小製造業の10万社分の保有設備情報と、自働化設備の設計や開発を手掛けるSlerの情報を収集・解析し、マッチングを行うことで、工場に最適な自働化設備を提案する。すでに、近畿と東海地域の自動車部品製造業を中心に約1億円の受注を獲得。今後は顧客の業種や地域の拡大を進めるとしている。