スイス重電大手のABB傘下のABBロボティクスは9月25日、協働ロボット「GoFa(ゴーファ)」向けの、製品品質や作業効率維持で正確な位置決めに対応する機能「Ultra Accuracy(ウルトラアキュラシー)」を発表した。
新機能は、0.03mmの軌跡精度を持ち、「GoFa」と組み合わせることで、ロボットの電子機器製造の精度やスピードが向上し、ほかの協働ロボットと比べ10倍以上の軌跡精度を実現するという。
ABBロボティクスでは、民生用電子機器製造の接着やシーリング、自動車部品のレーザー溶接、航空宇宙産業で複合材料の積層、金属加工工程で精密レーザー切断などの利用を見込んでいる。