GMO AIR、起業家支援プログラム「フィジカルAI Thinka」に参画

GMO AIR、GMOヴァリアス・ロボティクスと起業家支援プログラム「フィジカルAI Thinka」に参画

GMO AI&ロボティクス商事(GMO AIR、東京・渋谷区)は4月10日、GMO Various Robotics(ジーエムオー・ヴァリアス・ロボティクス、東京・渋谷区)と、ファーストライト・キャピタルが運営する起業家支援プログラム「フィジカルAI Thinka」にエコシステム・パートナーとして参画したと発表した。

「フィジカルAI Thinka」は、ファーストライト・キャピタルが2026年4月に始めた6カ月間の起業家支援プログラム。フィジカルAI領域に特化し、顧客獲得、資金調達、社会実装を見据えた伴走支援を行う。募集開始から50社超の応募があり、自律ロボット、フィジカルAIデータ基盤、デジタルツインなどの技術を持つ13社が採択された。4月から10月まで、講師やアドバイザーによるセッション、個別メンタリング、リバースピッチなどを通じて事業成長を支援する。

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GMOヒューマノイド・ラボ渋谷ショールーム(東京・渋谷区)

GMO AIRらは、今回のプログラム参画で、採択スタートアップに対し、渋谷・セルリアンタワーに開設した「GMOヒューマノイド・ラボ渋谷ショールーム」を開発・実証の場として提供する。加えて、GMO AIRが展開するスタートアップ向けロボットレンタルサービスも提供し、高額な最新ロボットを初期費用ゼロ・月額制で利用できるようにする。1カ月からの柔軟な契約や優先保守サポートに対応しており、採択スタートアップは、ハードウエアの調達・保守コストを抑えながら、自社技術の検証や実証実験を進めやすくなる。

同社によると、一連の支援で採択スタートアップは専用施設を自前で確保する必要がなくなり、数千万円規模に及ぶロボット購入費などの初期投資を抑えながら、顧客への提案や実証を進めやすくなるという。フィジカルAI領域では、機体の高額性や実機検証環境の不足がスタートアップの事業成長の障壁になっており、今回の参画はこうした課題への対応策と位置付けている。

今後は「フィジカルAI Thinka」をはじめとする外部連携を拡大し、スタートアップ、研究者、事業会社が集うオープンプラットホームの構築を目指す。