川崎重工は11月1日、屋内配送用サービスロボット「FORRO(フォーロ)」の展示を、ソフトバンクの竹芝本社内の最新ソリューション体験施設「Executive Briefing Center(EBC、エグゼクティブ・ブリーフィング・センター)」で開始すると発表した。
「FORRO」は、「ヒトは、ヒトにしかできないことを。」をコンセプトに開発したサービスロボットです。約95Lのセキュリティーロック付の荷室を搭載し24時間の安定稼働が可能。藤田医科大学病院(愛知・豊明市)などで検体や薬剤などの屋内配送サービスに利用されており、医療従事者の負担軽減や業務効率化で導入効果を高く評価されているという。
EBCは、さまざまな最先端テクノロジーを体験できる招待制の施設。EBCでの「FORRO」の展示では、自律走行性能やタッチパネルを使った簡単な操作、荷室など、さまざまな機能を実機で来場者に紹介する。
川崎重工では、今回のEBCでの展示を通じて、多くの人に「FORRO」を知ってもらうと共に、ロボットを活用した配送サービスの提供拡大にも取り組む考え。