
産業用ロボットを手掛けるAZ日本AIロボット(神戸市)は3月19日、院内の小型荷物や書類などを運搬する汎用搬送ロボット「CareMover(ケアムーバー)」、手術用薬剤搬送ロボット「CareMedic(ケアメディック)」、ウイルス除去ロボット「CareAir(ケアエア)」の3機種を開発したと発表した。
「CareMover」は、小型の荷物や書類を院内で自動搬送するロボット。キュービットロボティクスの配送ロボット「DR2」を医療機関用に改良して開発した。
「CareMedic」は、手術中の薬剤管理のサポートロボット。標準搭載する医材・薬剤の管理システム「SmartCart」で、薬剤の使用履歴管理や在庫管理が行える。電動シャッター構造の扉を採用しており、安全でスムーズな薬剤運搬が可能。サカセ化学工業の国際標準規格の樹脂製トレーに対応することで、さまざまな深さのトレーを活用できるようにした。
「CareAir」は、病院内の空気環境の改善ロボット。高性能フィルター「DrAIR」を搭載し、ワンパスで99.7%のウイルスや細菌を除去する。「DrAIR」の専用バッテリーを装備し、中モードで5時間の稼働が可能。
3機種ともにサブスクリプション(定額課金)サービスで提供する。初期費用が0円で、月額料金のみで利用できる。AZ日本AIロボットでは、サブスクで医療機関のロボット導入ハードルを下げることで、普及を広げたい狙い。