介護サービスのヒューマンライフケア(東京・新宿区)は3月24日、介護助手ロボット開発のEnactic(エナクティック、東京・新宿区)と人型介護助手ロボットの開発で基本合意書(MOU)を締結したと発表した。介護施設の現場課題を起点にロボット開発を進め、介護現場の業務効率化と人材不足の解消につなげる。2026年夏に実証テストを開始する。
エナクティックが開発を進める人型介護助手ロボットは、洗濯や配膳補助、備品補充などの周辺業務を担う機能を持つ。将来的にはより幅広い業務への対応も視野に入れている。
ヒューマンライフケアは、開発協力の一環で、運営する介護施設で職員の業務フローや負担の大きい作業のヒアリングに協力する。施設内の動線や設備環境、業務導線の検証も行い、実運用に即した設計を支援する。2026年夏から予定する実証テストにも参画し、介護現場での有効性や課題を検証する。
今回の取り組みには、ヒューマンライフケアを含め80法人以上が参加する。介護業界は高齢化の進展に伴い、人材不足が深刻化しており、清掃や洗濯、物品補充、配膳補助などの周辺業務が職員の負担となっている。ロボットがこうした業務を担うことで、介護職員が利用者のケアに集中できる環境づくりを目指す。








