浅ノ川総合病院、川崎重工の配送ロボット運用開始 夜間・早朝の薬剤配送を自動化

院内を走行する「FORRO(フォーロ)」
院内を走行する「FORRO(フォーロ)」

川崎重工業は4月1日、浅ノ川総合病院(石川・金沢市)が、屋内配送ロボット「FORRO(フォーロ)」の運用を開始したと発表した。夜間から早朝にかけた薬剤配送業務を自動化し、医療従事者の負担軽減する。北陸地方の病院では初の導入という。

「FORRO」は、医療従事者や患者が行き交う病院特有の環境でも、周囲を広範囲にセンシングしながら安全で安定的な走行が可能。階の移動では業務用エレベーターではなく、患者が利用するエレベーターに相乗りして移動する。

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「FORRO」に薬剤を積み込む様子

今回導入した「FORRO」は、看護師が少ない夜間・早朝時間帯の薬剤配送を担う。これまで看護師が担当していた配送業務をロボットが代替することで、看護師が患者ケアにより専念できる環境づくりにつなげる。浅ノ川総合病院では、今回のロボット導入を医療DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の象徴的な取り組みとしている。

両者は今後、実際の医療現場での運用を通じて、業務フローや動線設計の課題整理にも取り組むとしている。