SGST、Gausiumの清掃ロボットをライフ3店に導入

清掃ロボット「Phantas(ファンタス)ロボット」

IoT・AIソリューション開発のSGST(東京・港区)は6月5日、中国の業務用清掃ロボットメーカーのGausium(ガウシアン)の清掃ロボット「Phantas(ファンタス)ロボット」を、ライフコーポレーションの「ライフ西荻窪店」(東京都杉並区)、「ライフ川崎塚越店」(川崎市)、「ビエラ蒔田店」(横浜市)に導入すると発表した。5月末から順次稼働する。

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「Phantasロボット」の作業内容

「Phantasロボット」は、商業施設売店、スーパーマーケット、ファッション店などの清掃業務用に関発された専用ロボット。自律型サービスロボットで、「バキューム」「スイープ(掃く)」「スクラブ(磨く)」「ダストモップ」と4つ自動清掃モードを備えており、様々な床面の清掃に対応する。

また、特に汚れた場所を自動で察知し入念に清掃する機能やリアルタイムのローカライゼーションや3D環境認識などの先進機能も搭載した。専用アプリでスマホから床清掃をコントロールすることが可能。「マップ編集」「リモートコントロール」「タスクスケジュール」「データレポート」などのオプションを用意する。

SGSTでは、正式導入に先立ち西荻窪店で、ロボットの利用が店舗内清掃業務の生産性向上につながるかの実証実験(POC)を2月に実施。その結果、運用面での適合と清掃業務の生産性改善が見込めることを確認した。これを受け、西荻窪店を含めた3店で本格採用が決まったという。