西川、アバターのリモート接客で最適な寝具を提案するサービス

西川は6月12日、アバターによるリモート接客で顧客に最適な寝具を提案する「睡眠アバターコンサルテンング」のサービスの提供を開始し、第一弾のテスト店舗として「イトーヨーカドー武蔵境店」(東京都武蔵野市)に導入したと発表した。

nisikawa2 - 西川、アバターのリモート接客で最適な寝具を提案するサービス
「睡眠アバターコンサルテンング」の内容

「睡眠アバターコンサルテンング」は、機能寝具ブランド「西川睡眠ラボ」のまくらとマットレスを対象に、質問チャートとアバターとのコミュニケーションを組み合わせて顧客に合った理想的な寝具を導き出すサービス。アバターを使って会話から顧客一人一人の悩みに寄り添ったアドバイスを提供し、選び出した商品をそのまま店内で体感できる。

西川では、サービスは時間や場所に縛られることなく接客が可能なため、リモートワークや時短勤務など、販売スタッフの新しい働き方につなげる。また、システムで、日本睡眠科学研究所が認定する「スリープマスター」を始め、睡眠科学や快眠環境の専門知識を持つスタッフが1人で複数店舗を掛け持ちが可能にすることで、顧客との交流機会を増やすとともに、サービスレベルの統一も図る。

同社では今後もサービスの店舗導入を進め、デジタル技術を活用した顧客サービスの向上と、販売スタッフの働き方の多様化を推進するとしている。