中国ロボットメーカーのオリオンスターロボティックスは5月13日、サービスロボット「LuckiBot Plus(ラッキーボット・プラス)」を日本で発売すると発表した。
「LuckiBot Plus」は、マーケティングに特化したロボット。27インチの広告スクリーン、自社開発のAI(人工知能)とチャットGPTを連動した音声機能を備え、質問回答、プロモーション再生、受付案内、スマートガイダンス、ツアーガイドなどが行える。
ヘッド部の操作タッチスクリーンと超大型広告スクリーンが連動しており、目を引く効果があり、多様なメディアフォーマットとカスタム再生が可能。操作も容易という。スキャナーやミニプリンタなどの外部機器に対応し、顧客がニーズに応じて機能をカスタマイズできる。
オリオンスターでは発売に先駆け、大型ホームセンターでロボットの実地テストを実施。実地運用では、主に重点商品の移動プロモーションに使用。ロボットに特製の棚を装着、し広告を流しながら試供品を配布する運用を行う。
さらに、事前に売り場すべての製品マップをロボットに組み込み、スクリーンを通じて、ユーザーが商品の検索と説明を受けられるサービスも実施。取り組みを通じて、売り場スタッフの人手不足の解消につながるかを確かめる。