中国プードゥ・ロボティクス、ソフトバンクロボティクスと戦略的パートナーシップ

プードゥ・ロボティクスの製品群

中国のロボットメーカー、Pudu Robotics(プードゥ・ロボティクス)の日本法人のPudu Robotics Japan(プードゥ・ロボティクス・ジャパン)は10月10日、ソフトバンクロボティクスと戦略的パートナーシップを締結したと発表した。

プードゥでは、提携を通じて、ソフトバンクロボティクスが持つ日本のロボット市場の知見と、同社の配膳・運搬ロボット、清掃ロボットの製品と技術力を組み合わせ、日本市場で商用ロボットの普及を加速することを目指す。

中国のロボットスタートアップのプードゥは、中国市場を中心にする一方、グローバル展開を積極的に進めている。日本ではネコ型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」を投入し、配膳・運搬サービスロボットで市場シェアの拡大を図っている。

同社は「今回の提携は、我が社がもたらす独自の価値が認められたもので、これまで同様、高性能で、信頼性の高い製品と優れたサービスを、全てのパートナーと顧客に提供し続ける」(張涛CEO)とコメントしている。

一方、ソフトバンクロボティクスでは「プードゥ・ロボティクスと提携し、日本での商用サービスロボットの提供を拡大できることを嬉しく思う。高度なロボット技術を提供し、企業が抱える人手不足などの課題解決に寄与し、全体の業務効率を改善させるという我が社のコミットメントを強化するものだと考えている」(冨澤文秀・代表取締役社長兼CEO)としている。