NECプラットフォームズは11月14日、POSシステム・オーダーエントリーシステム(OES)「FoodFrontia(フードフロンティア)」のメニューで提供する「マルチ配膳ロボット連携」を、東京ビッグサイト(東京・江東区)で開催する「第2回スマートレストランEXPO」(12月6日~8日)に出展すると発表した。
「マルチ配膳ロボット連携」は、フードフロンティアの注文・会計機能と連携し、配膳ロボットを活用して、ホールスタッフの負担軽減や店舗の回転率アップにつなげるサービス。
サービスは、中国のBeijing Yunji Technologyの「YUNJI DELI」、中国のShenzhen Pudu Technologyの「BellaBot」と「KettyBot」、ソフトバンクロボティクスの「Servi/Serviアイリスエディション」、の配膳ロボット4機種に対応。店舗規模に合った配膳ロボットを選択することができる。
キッチンスタッフはハンディ端末やキッチンディスプレイを操作し、配膳指示が可能。配膳時は客席のセルフオーダー端末に商品の到着を通知するため、顧客は到着のタイミング、配膳ロボットから受け取るべき商品を知ることができる。
また、スタッフが食器を下げたいタイミングで手持ちのハンディターミナルから指示をすれば、目的のテーブルまで配膳ロボットが移動する。さらに、顧客がテーブル上のセルフオーダー端末から下げ膳依頼をすると、配膳ロボットがテーブルに向かい、空いた食器を載せて移動指示をすれば、配膳ロボットが食器を下げ場へ自動で運搬する。
NECプラットフォームズでは、ブースに対応する全4機種の配膳ロボットを展示。デモンストレーションと共に、機能や導入効果を紹介する。