フードテックマイスター、徳島の阿波観光ホテルがバウムクーヘン製造ロボ導入

阿波観光ホテルでは、エントランスに「THEO(テオ)」を設置

ユーハイム子会社のフードテックマイスター(神戸市)は1月9日、AI(人工知能)を使ったバウムクーヘン製造ロボット「THEO(テオ)」を、阿波観光ホテル(徳島・徳島市)に導入たと発表した。

「テオ」は、ユーハイムが開発した、AIを搭載したバウムクーヘン専用のオーブンロボット。職人が焼く生地の焼き具合を、層ごとに画像センサーで解析し、AIに機械学習させてデータ化することで、無人で職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼きあげることができる。

阿波観光ホテルでは、エントランスにテオを設置し、ホテル内の「あわBLUE LABEL」で提供する。価格はバウムクーヘン1本用で、税込6480円。季節限定商品も用意する。土産用での購入も見込む。現在はプレーンタイプのみだが、今後は地産素材を使ったものも開発する。ホテルは9月に全館リニューアルオープンしており、テオを集客の目玉の一つにする。