ユーゴー、NTT西グループとロボット活用のビル管理業務ワンストップサービス開始

ロボットを活用したビル管理業務の一元サービスを提供
ロボットを活用したビル管理業務の一元サービスを提供

ユーゴーは7月25日、NTT西日本グループのテルウェル西日本、NTTビジネスソリューションズ(NTTBS)、NTTフィールドテクノ(NTTFT)と、ロボットを活用したビルメンテナンス業務のワンストップサービス「ロボメンおまかせビルパック」を9月11日から開始すると発表した。

サービスは、清掃ロボット・警備ロボット、通信サービス、導入サポート、保守サービスで構成。月額定額制料金で提供する。具体的な利用料は個別に見積もる。

ロボットは警備ロボット「ugo Pro(ユーゴープロ)」1台、清掃ロボット「RULO Biz(ルーロビズ)」2台、クラウドサービスは、ロボット管理機能、自動化設定、業務レポート、マップシェアリング機能、通信はモバイルルーターか、光回線とWi-Fiアクセスポイント、導入サービスは、ロボットの組み立て、マップ・ルート作成・制御プログラム設定、保守サービスでは、ヘルプデスク、遠隔監視、リモートメンテナンス、駆け付け対応を用意した。

テルウェル西日本が申し込み受付、「RULO Biz」とコンサルティングの提供、NTTBSは、クラウドサービス、NTTFTは、導入サポート・保守サービス、ユーゴーは、「ugo Pro」の提供を担当する。

NTT西日本グループとユーゴーは、社会課題となっている人材不足の解消目的に、2023年11月から、ロボット活用した、清掃や警備などのビル管理の実証実験を共同で実施。その結果を受け、今回のサービスを提供することした。すでにティーメスやハリマビステム、ツクイといった企業がプレ導入を検討している。

今後は、利用できるロボットの機種やクラウドサービス、導入・保守サービスを充実し、小売りや医療、介護など、人材不足に悩む業界に向けて、業界別のロボットメンテナンスパックを提供していく計画。