TISは8月5日、ロボットプラットホーム「RoboticBase(ロボティックベース)」に、ロボットとセキュリティードアやゲート連携するための接続API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を追加公開し、無償で提供すると発表した。
「RoboticBase」は、サービスロボットの統合管理機能を提供するプラットホーム。運搬、清掃、案内、警備など、種類の違うサービスロボットやセンサー、カメラ、サイネージなどを統合管理する基本機能を備えるほか、施設管理や企業システム、外部データとの連携などが行える。3月にはエレベーター連携の接続APIを公開した。
今回、セキュリティードアやゲート連携のAPIを提供することで、さまざまなサービスロボットが、多様なサービスプラットホームと「RoboicBase」のAPIを介して連携できる環境を整える。同社では、新たなAPIによって、サービスロボットの効率的な導入が可能となり、さまざまな産業や業態に広がるロボットの活用と普及のがさらに広がるとしている。