中国ロボットメーカーのプードゥーロボティクスは8月28日、ディスプレイ付き配膳・運搬ロボット「KettyBot(ケティボット)」の新モデル「KettyBot Pro(ケティボット・プロ)」の日本での正式販売を8月末から開始すると発表した。
「KettyBot Pro」は、表情、声、コンテンツをパーソナライズすることが可能で、ロボットが物体を検知し回避する能力を向上する超広角レンズを備えたRGBD深度カメラを搭載。最小走行幅を前モデルの55cmから52cmに縮小し、店内などの狭い通路を通り抜けができるようにした。また、サスペンションを改良し、走行の安定性が大幅に改善した。
トレイ上に配置されたセンサーカメラを使用し、トレイ上の物体の有無を検出することが可能。お客が食事を受け取ると、ロボットはタスクが完了したことを自動的に認識し、人間の手を借りずに次のタスクに進むことができる。18.5インチのディスプレイで広告の配信にも対応。管理クラウドサービスで、企業が独自の画像や動画の広告などを編集ができる。
本体カラーは、オリジナルモデルのクラシックなホワイト&イエロー、イエロー&ブラックに加え、ピュアブラックのカラーを用意した。サイズは、43.5×45×112cm、重量は38kg。積載量は30kg(10kg/段)で、最大で毎秒1.2mの速度で移動する。