NUWAロボティクスJAPANは9月10日、コミュニケーションロボット「Kebbi Air(ケビー・エアー)-S」に生成AI(人工知能)とRAG(検索拡張生成)を搭載したサービス「NUWA GenAI」を10月中に開始すると発表した。
「NUWA GenAI」は、「Kebbi Air-S」がRAG技術で外部データベースや社内情報をリアルタイムで参照しながら、生成AIで自然な対話するサービス。ロボットの表情や動きは会話内容に合わせて自動調整する。ロボットが、従来のシナリオベースの会話機能よりも幅広い業務ができるようになり、カスタマイズ性や即時情報の提供力も向上する。
同社では、ホテル業務、受付業務、観光案内といった接客シーンでの利用を見込む。例えば、ホテルでの接客サポートでは、フロントデスクでロボットが宿泊客のチェックインとチェックアウトを行い、質問に生成AIで迅速に対応する。また、RAG技術を活用し、客室情報や周辺施設の最新情報を即座に提供する。
サービスは有料で提供する。「Kebbi Air-S」の価格は税別14万8000円。クラウドの利用料は月額で2480円(税別)。