ウーバーイーツ、大阪市でデリバリーロボットの配達サービス開始

自走走行デリバリーロボットの配達サービスのイメージ
自走走行デリバリーロボットの配達サービスのイメージ

ウーバーイーツ・ジャパンは11月13日、自律走行するデリバリーロボットを使った配達サービスを、大阪市内の一部地域で11月14日から開始すると発表した。

サービス開始時は「アンサンク an39」「インド・ネパール料理ラクシュミ大淀店」「魚丼福島店」「カレーハウスCoCo壱番屋JR福島駅前店」「ほっかほっか亭大淀南店」がロボットデリバリーに対応する。配達依頼は、午前9時から午後9時までで受け付ける。

ロボットは、米スタートアップのカートケンの自走走行デリバリーロボットを使用する。ロボットは、高度なAI(人工知能)モデルやアルゴリズムを活用した物体検知技術、自律走行性能、遠隔操作機能などを備えており、道路交通法に定める遠隔操作型小型車として最高時速5.4kmで歩道などを安全に走行する。

ロボットの運用と保守管理は、三菱電機のグループ会社のメルコモビリティーソリューションズが担当する。同社は夜間走行許可を取得しており、大阪で日中に加え、夜間の配達も行う。夜間の配達では、ロボット正面のヘッドライトに加え、機体上部に付けた周囲360度から目視可能なライトを発光し、発進時などで行う音声案内と合わせて、周囲の歩行者や自転車からの視認性を確保する。