
Octa Robotics(オクタロボティクス、東京・文京区)は3月26日、オムロンソーシアルソリューションズ、大和ライフネクストと、建物設備とサービスロボットの連携を、大和ライフネクストが管理するオフィスビルのDタワー西新宿(東京・新宿区)で4月から開始すると発表した。
3社は、2023年に東京都の「西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム 先端サービス実装分科会プロジェクト」に採択され、建物設備とサービスロボットとを円滑に連携できることを目指す新方式の実証実験をDタワー西新宿と東京都庁第二本庁舎で1月に実施した。
東京都のプロジェクトは、既設のエレベーターや自動ドアなどの建物設備とサービスロボットが円滑に連携できることを目指す新たなスキームを構築することで、既設ビルへのサービスロボット導入を促進し、ビル管理の省力化と人手不足解消を目指す取り組み。
実証実験では、オクタロボティクスのロボットと設備を連携するインターフェースサービス「LCI」とオムロンソーシアルソリューションズの複合型サービスロボット「Toritoss(トリトス)」を使って、東芝エレベータのエレベーターと「Toritoss」が「LCI」を通して連携を行った。
実験の結果、建物設備と自動走行サービスロボットが、「LCI」を通じて、円滑に連携できる、新方式の技術的な実証と、ロボットの導入効果がある構造物と施設運用管理の条件が明確になる成果を得たとして、Dタワー西新宿で連携を本格的に開始することした。
4月からはエレベーターと連携した自動清掃、警備ロボットとの連携を開始。ビル内の清掃と警備業務の省人化の実現を図る。また、実証の成果を基に、東芝エレベータのエレベーターと「LCI」を始めとするRFAプロトコルに準拠したロボットなどの連携サービスを接続する新方式のインターフェースを25年度上半期以降に製品化する。