
ソフトバンクロボティクス(東京・港区)は4月8日、中国配膳ロボットメーカーのプードゥ・ロボティクス(深セン)のネコ型配膳ロボットの新モデル「BellaBot Pro(ベラボット・プロ)」の販売を開始すると発表した。
「BellaBot Pro」は、ロボットがキュートでオリジナリティーあふれる表情やライティング反応する上部のディスプレーと、18.5インチの大型広告ディスプレーやスマートトレー機能を新たに搭載した。
大型広告ディスプレーは動画や画像の表示が可能で、メニューやキャンペーン情報などのプロモーションにも活用できる。スマートトレー機能では、顧客がトレーから料理を受け取ると、トレー上に搭載したカメラとライトが感知し、ボタン操作なしでロボットが次の作業に移行する。今後、カメラを活用した新機能も拡充する。
ロボットは、ホテル三日月(千葉・木更津市)とイオン川口前川店(埼玉・川口市)が先行して導入した。

ホテル三日月は、大型の広告パネルで、下膳をしながら施設内のサービスやおすすめ料理を映像で紹介するサービスで利用。

イオン川口前川店では、冷凍食品専門店「@フローズン」で、グルメエックスが販売する冷凍プレミアムラーメン「宅麺」を大型広告パネルに紹介動画を流しながら、売り場近くの通路を回遊する販促で活用している。