
ユーゴーは4月16日、経済産業省の令和5年度補正予算「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」に採択されたと発表した。
「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」は、日本企業がアジアやアフリカなどの新興国や途上国で、現地の課題解決を目指す事業の経費を一部補助し、日本企業のビジネス展開を支援する経済産業省の新たな補助金制度。
ユーゴーでは、制度を活用し、シンガポールとマレーシアをターゲットに、日本のAI(人工知能)ロボット技術を活用したサービスロボット市場の確立と、アジア全域への展開を通して、日本国内でのAI(人工知能)高度化や新規開発への投資促進による国内雇用や産業波及効果の拡大、日本主導によるロボット活用の普及に向けた現状分析と現地調査を実施する。
同時に、日本やシンガポールなどのプライマリー市場からロボット機体を整備し、マレーシアなどのセカンダリー市場に流通できるなスキームの検討と整理を行うことで循環型ビジネスエコシステムの確立する。
ユーゴーでは、取り組みをAIロボット技術を早期にアジア地域へ浸透させる足掛かりとするほか、グローバルで日本のサービスロボット産業の競争力強化につなげることを目指すとしている。