
ニューイノベーションズ(東京・江東区)は6月9日、プロントコーポレーションが運営するカフェ「和カフェ Tsumugi ららぽーと安城店」(愛知・安城市)に、かき氷の全自動調理ロボット「Kakigori Maker(カキゴオリメーカー)」を導入したと発表した。
「Kakigori Maker」は、かき氷機と自動連携し、氷の盛り加減を画像認識システムでリアルタイムに制御することで、気温や湿度、氷の密度などに左右されず、均質なかき氷の盛り具合を実現した全自動調理ロボット。氷を削る作業の時間が長く、ほかの作業と並行しづらいという課題や、手作業での盛り加減のばらつきといった問題を解消し、商品品質の平準化と調理時間を削減できる。
導入先の「和カフェ Tsumugi ららぽーと安城店」は、大型商業施設「ららぽーと安城」の新店舗。和のモチーフや藍色を取り入れた空間デザインと、和テイストのドリンク、食事、スイーツを提供する和カフェで、創業160年の歴史を持つ大阪の老舗茶舗「袋布向春園本店」の日本茶を扱う。
プロントコーポレーションでは、調理の品質安定や業務効率化、トレーニング時間の短縮などを通じた、顧客サービスの向上を目指し、「Kakigori Maker」の導入した。今後は、ほかの店舗への展開も予定する。