小田急箱根(神奈川・小田原市)は3月13日、生成AI(人工知能)を活用した多言語音声案内システムを搭載したロボット「temi(テミ)」の実証実験を、早雲山駅で3月17日から30日まで実施すると発表した。運営する観光ポータルサイト「箱根ナビ」と連携した多言語音声案内を通じて、旅行者への案内利便性向上と観光案内の高度化を図る。

実証実験では、旅行者が発した質問を生成AIが音声で聞き取り、学習データを基に必要な案内情報を抽出し、音声で応答できるかを検証する。案内対象は、駅周辺の交通情報や観光案内など、実際の利用シーンを想定している。対応言語は英語、日本語、中国語(繁体字)。生成AIは、「箱根ナビ」の情報と連携して活用する。観光情報や施設案内を、より分かりやすくタイムリーに提供できるようにする。
小田急箱根は、近年の訪日外国人観光客をはじめとする旅行者の増加を受け、多様な言語に対応した円滑な観光案内が課題となっている。2024年8月には、「temi」を使った定型案内の実証実験を実施しており、音声入力や応答の高いニーズを確認できたという。この結果を踏まえ、今回の実証実験では、旅行中に寄せられる、さまざまな質問に多言語音声で応答する仕組みを新たに導入した。








