自律移動型ロボット開発のSEQSENSE(シークセンス、東京・中央区)は3月31日、神戸地下街(神戸市)とTC神鋼不動産サービス(同)が運営・管理する神戸駅地下のショッピングエリア「デュオこうべ」で、自律移動警備ロボット「SQ-2(エスキューツー)」の実証実験を開始したと発表した。期間は3月31日から5月31日までで、立哨監視や自律移動による巡回監視・点検、音声アナウンスや電光掲示板を使った注意喚起、イベント案内などを検証する。
「SQ-2」は、シークセンスが独自開発した3D LiDAR(ライダー)「SQ LiDAR」を搭載する自律移動型警備ロボット。詳細な3次元マッピングや動体検知、環境変化の検出が可能で、立哨、巡回、来館者対応などの警備業務が可能。遠隔アップデートに対応しており、継続的に最新の状態を維持できる。
今回の実証は、少子高齢化や将来的な人手不足を背景にした警備員不足や労働環境改善への対応策で、自律移動型ロボットによる警備の有効性確認で実施する。
「デュオこうべ」は神戸駅前の地下街で、日常利用とイベント利用がある施設。こうした環境で、警備ロボットが巡回や案内を担えるかを検証することで、商業施設や公共空間での実装可能性を確かめる。警備に加え、音声アナウンスや表示機能を使った情報提供も行う。
シークセンスは、日本国内で自律移動型ロボットの製造・開発を手掛ける。ソフトウエア、ハードウエア、クラウドシステム、サービス設計から導入コンサルティングまで提供する。2026年1月にはアイリスオーヤマの傘下に入った。








