サンワサプライ(岡山市)は6月23日、SGホールディングス(HD)傘下でIT統括事業のSGシステム(京都市)と、サンワサプライ西日本物流センター(岡山市)で、中国XYZ RoboticsのAI(人工知能)搭載の荷下ろしロボット「RockyOne(ロッキーワン)」の運用を5月に開始したと発表した。
「RockyOne」は、コンテナから荷物を自動で降ろすAI荷下ろしロボット。1辺150~800㎜、最大30kgの荷物に対応する。20フィート、40フィート、45フィートの標準・ハイキューブコンテナも処理できる。処理能力は最大で毎時300~800個。
今回の導入は、2025年にサンワサプライ東日本物流センター(千葉・四街道市)での実運用で得た知見を基に、ロボット本体の性能と運用面を改善し、西日本物流センターに展開した。
西日本物流センターに導入した機体は、東日本物流センターの導入機と比べて最大処理能力を約15%高めた。カメラ位置も最適化し荷物の認識精度を高め、アームの速度制御を高度化することで、衝突を防止し、安全性を向上させた。混載便など多様な積載条件でも安定して荷下ろしできるという。
導入に当たっては、設置レイアウトを最適化することで作業効率を高めた。また、現場と連携した継続的な検証・改善も実施し、操作性・視認性を考慮した設計を取り入れた。さらに、東日本物流センターでの運用ノウハウを基に、操作マニュアルの整備や作業者への教育を行い、リモートサポート体制も構築した。
物流現場では、夏場にコンテナ内の温度が50~60度に達することもあり、作業者の熱中症リスクや身体的負担が課題となっている。サンワサプライ東日本物流センターでは、同ロボットの導入により、コンテナ内での作業者をゼロにし、従来の約半分の人員で荷下ろし作業が可能になった。サンワサプライでは西日本物流センターでも同様の導入効果を見込む。








