ドローンメーカーのイームズロボティクス(福島・南相馬市)は10月26日、新型ドローン「イームズ式E6150TC型」を11月1日から予約販売を開始すると発表した。
「イームズ式E6150TC型」は、国土交通省に第二種型式認証の申請を行っているドローン。同社のドローン「E6150MP」をベースに再設計を行った6枚プロペラの物資輸送用機体となる。「カテゴリー2」の飛行が可能で、二等無人航空機操縦士の操縦では一部の特定飛行を除き、従来の許可承認がなくても目視外飛行や夜間飛行が可能な「レベル3」(補助者を配置しない目視外飛行)までの飛行ができる。
均一性基準を満たした製造体系で、耐久テスト、セキュリティ、ソフトなど法律に基づいた試験実施し高い安全性を確保した。認証が承認後は型式認証機体のため、飛行ごとに飛行申請が不要となる。同社によると量産機では国内初のドローンになるという。
サイズは、全長:2012×全幅:2213×全高:754㎜で、最大離陸重量は24.5kg。最大有償搭載荷重は6kg、最大飛行速度は12m/s、巡航速度は10m/s、最大風速は10m/s以下となる。
イームズロボティクスでは通常販売とリース購入で売り出す。価格は個別の問い合わせになる。通常販売は機体と周辺機材で提供。リース購入は、機体管理、機体アラート、飛行レポートなどを含めたソリューション「DOP SUITE」とパッケージ購入することで可能となる。また、リース購入では、ドローン保険料が割引適用される。