エアロネクスト、ニューコムグループとモンゴルでドローン物流サービス事業化で連携

B.Baatarmunkh・ニューコムグループCEO(左)と、田路圭輔・エアロネクスト代表取締役CEO

エアロネクストは11月20日、Newcom Group(ニューコムグループ、ウランバートル市)と、モンゴルのウランバートル市で同国のドローン物流サービスの事業化に向けた連携で11月13日に基本合意したと発表した。

2者は、連携を通じて、ドローン物流を主軸としたエアロネクストの独自物流システム「SkyHub(スカイハブ)を活用したドローン物流事業をモンゴルで事業化し、エアロネクストが事業に必要な技術・サービスを提供することで、スカイハブの普及と事業の拡大をする。

具体的には、ニューコムグループが事業の事業化に必要な政府機関との協議・調整、事業をスカイハブの名称で運営。エアロネクストは、事業に必要な技術・サービスの提供を行う。また、モンゴルでの最適な物流システム開発と、事業化計画の策定に両者で取り組む。今後はジョイントベンチャー化も視野に入れている。

エアロネクストとニューコムグループは、9月にウランバートル市で開催された「新スマート物流シンポジウム」で、モンゴルでドローンを活用した配送網構築、スカイハブの社会実装の可能性検討に向け発足した「モンゴル新スマート物流推進ワーキンググループ」のメンバーに参加。

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実証実験で血液を載せ国立輸血センターを離陸し飛行するドローン

加えて、ウランバートル市で、医療定期配送網構築を目指し、国立輸血センター、モンゴル国立医科大学付属モンゴル日本病院間の往復約9.5kmのルートをドローンで血液輸送する実証実験を実施し、成功させている。