テラドローン、ドローン屋根点検クラウドサービスをアップデート

テラドローンは2月15日、ドローン屋根点検クラウドサービス「Terra Roofer Cloud(テラ・ルーファー・クラウド)」のアップデートを実施したと発表した。

「Terra Roofer Cloud」は、屋根に関係する多くの施工業者からのフィードバックを基に開発した、ドローンの映像や写真で屋根点検が行えるクラウドサービス。

一般的には職人が2人で約2時間かかっていた点検作業を1人で作業を約30分で完了できる。ドローンは自動運転機能を搭載しており、点検作業の映像をリアルタイムで確認することが可能で、点検を依頼した顧客に作業を確認してもらうこともできる。

今回のアップデートでは、ドローンで屋根の画像取得に加え、画像をクラウド上で解析することで、屋根の寸法と面積を測定する機能を追加。屋根に上らずに、屋根の点検から補修の見積もりまでをドローンだけで実施可能にした。

テラドローンでは、ドローンを活用した屋根点検の導入は顧客に提案する点検方法の増加だけはなく、顧客とのつながり強化を促進し、案件獲得にもつながるとしている。今後も、顧客の声を反映しながらサービスの改良に取り組んでいく考え。