中国ロボットメーカーのプードゥーロボティクスの日本法人、プードゥーロボティクス・ジャパンは3月18日、ディスプレイ付き配膳・受付ロボット「KettyBot(ケティボット)」の新型モデル「KettyBot Pro(ケティボット・プロ)」を発売すると発表した。
「KettyBot Pro」は、通行性能の向上や、安定性の改善、スマートトレイ検査機能の搭載などが特長。18.5インチのディスプレイを搭載した。通行性能では、超広角レンズを備える新しいRGBD深度カメラを採用することで、ロボットが物体を検知し回避する能力を向上、狭い通路を通り抜けられるようにした。
安定性の改善は、サスペンションを改良し安定性を向上。スマートトレイ検査機能では、トレイの上に配置された魚眼カメラを使って、トレイ上の物体の有無を検出。顧客が料理を受け取りトレイに品物がなくなると、ロボットはタスク完了を自動的に認識し、人間の手を借りずに次のタスクに進むことを可能にした。
ロボットの表情、声、コンテンツはカスタマイズが可能。テーマレストランの場合には、顧客のテーブルに食事を届ける際、キャラクターに関連した表情やセリフを表示したり再生したりすることができる。また、ウェルカムメッセージや挨拶サービスも行える。広告ディスプレイでは、管理プラットフォーム経由で、企業がパーソナライズした広告や、マーケティングビデオなどを編集できる。
カラーは、クラシックなホワイト&イエロー、イエロー&ブラック、ピュアブラックのカラーを用意した。