ソフトバンク、業務用清掃ロボットと配膳ロボット1次ベンダーでシェア1位を獲得

ソフトバンクロボティクスは3月28日、富士経済が発刊した「2024年版 自律走行ロボットポテンシャル分析」で、業務用清掃ロボットの国内メーカーシェアと配膳ロボットの1次ベンダーシェアで1位を獲得したと発表した。

業務用清掃ロボットでは、同社の清掃ロボット「Whizシリーズ」が、2023年の国内新規導入台数の実績が3500台で、メーカーシェアは76.9%となり、1位を獲得した。機種別でもアイリスオーヤマとの協業して提供する清掃ロボット「Whiz i」が、23年の累計稼働台数で7000台に上り、国内市場でシェアを75.7%まで拡大した。

一方、1次ベンダーシェアでは、中国のプゥードゥーロボティクスの国内総代理店になるなど、製品ラインアップの拡充に力をいれたことで、ロボットの2023年の新規導入台数が2000台になり、市場シェアで45.7%を占め、1位を獲得した。

同社では、サービスロボットの豊富な知見と膨大なロボット稼働データと、ロボットインテグレーターとしての多くの導入実績を持つとしており、今後もサービスロボット市場の成長と共にリーダーシップの強化を図るとしている。