リモートロボ、フレアオリジナルがパートナー契約で遠隔操作ロボシステム提供

リモートロボティクス(東京・港区)は8月22日、ロボットシステムインテグレーターのフレアオリジナル(長野・坂城町)と、パートナー契約を結び、遠隔操作ロボットシステムの構築と提供を開始すると発表した。

フレアオリジナルが、リモートロボティクスの開発用ソフトウエア「Remolink Tools(リモリンク・ツールズ)」をロボットシステムに組み込み、事業者の要望に対応するリモートロボットシステムを構築する。構築したリモートロボットシステムは、リモートロボットシステム稼働開始後に必要なクラウドサービス「Remolink」を合わせて事業者に提供する。

2社はロボット導入による完全自動化が難しく課題解決に悩む事業者に対し、「リモートによる人とロボットの役割分担」という第三の選択肢して構築するシステムを提案。ロボットが得意とする繰り返し動作とリモート環境からの人ならではの認識や判断を組み合わせることで、ロボット導入が難しかった作業場でのロボット活用と、現場でしかできなかった業務のリモートワーク化ができることをメリットにアピールする。