オルリンク、大手流通企業の物流センターにAGVとWCS連携システム納入

OrLinK(オルリンク、福岡市)は8月22日、地場大手流通企業にAGV(自動搬送ロボット)と自社開発のWCS(倉庫制御システム)を連携したシステムを納入したと発表した。

今回、流通企業が新設した倉庫の1・2階の2フロアに合計30台の自動搬送ロボットとWCSを連携するシステムを納入した。

具体的には、1階ではパレット搬送で利用する。合計14のステーションと、160パレットを搬送・管理する自動搬送ロボットの制御を行う。オルリンクでは顧客が保有するPC・ハンディターミナルやシグナルタワーと連携し、わかりやすいインターフェースで従業員の倉庫運用が最大限効率的になるように設計した。

2階は棚搬送の運用で活用する。2つの入出庫ステーションと111台の商品棚を運ぶ自動搬送ロボットを制御。物流センターでピッキングや、棚入れ場所までをロボットが棚を搬送する。導入では顧客が以前から使用していたWMS(倉庫管理システム)の改変を最小限に収めた。