オクタロボ、異種複数ロボットの協調動作規格準拠ロボット・設備連携サービス開始

Octa Robotics(オクタロボティクス、東京・文京区)は9月25日、ロボットフレンドリー施設推進機構(RFA)が発行した規格「RFA B 0004『ロボット群管理インターフェース定義』」に準拠したロボットと設備連携インターフェースの新サービス「LCI Sem」の提供を開始したと発表した。

「RFA B 0004『ロボット群管理インターフェース定義』」は、施設内の特定の空間を、利用権が必要なリソースとしてサーバーが管理することで、自律分散的に稼働する異種複数のロボットとロボットシステム間を調停し、ロボット同士のすれ違いを実現する規格。また、ロボットのリソース利用状況をモニタリングするためのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)も規定する。

「LCI Sem」の利用イメージ

オクタロボティクスが今回、提供を始めた「LCI Sem」は、規格に準拠すると共に、従来のロボットと設備連携インターフェースサービス「LCI」と同じ通信路を使って、エレベーターAPI、自動ドアAPIと一貫したAPIで利用が可能。案内、清掃、搬送、警備といった用途や種類の異なるロボットを制御できる。