都市型立体ロボット倉庫システムのキューバス(東京・練馬区)は12月23日、豊田自動織機を引受先とする第三者割当増資で資金調達を実施したと発表した。
キューバスでは、豊田自動織機が拠点全体のエンジニアリングを手掛けた、ビームスの先端自動化システム導入の新物流拠点「ビームス ウエアステーション」で、同社の都市型立体ロボット倉庫システム「CUEBUS(キューバス)」が9月に導入されたことを契機に豊田自動織機から出資を受けることになった。
今回の増資の引き受けを通じて、豊田自動織機との協業を強化し、豊田自動織機が持つ物流自動化システムの導入実績やノウハウ、販売ネットワークを活用し「CUEBUS」の拡販。少子高齢化、労働者不足などを背景に高まる物流自動化ニーズを取り込み、事業の拡大を目指す。