センシードロボティクス、韓国ロボティーズの配送ロボット「GAEMI」を国内で独占販売

センシードロボティクス、韓国ロボティーズの配送ロボット「GAEMI」を国内で独占販売

Senxeed Robotics(センシードロボティクス、東京・港区)は1月6日、韓国ロボットメーカーのロボティーズ(ソウル市)と特定領域での独占契約を含む国内代理店契約を締結したと発表した。

センシードロボティクスは、今回の契約を受け、ロボティーズの屋内・屋外配送ロボット「GAEMI(ゲミ)」の日本での販売に注力する。

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屋内配送タイプの「GAEMI(ゲミ)」

「GAEMI」の屋内配送タイプは、アームを利用してエレベーターのボタンを操作したり、ICカードを使ったりすることで、施設のセキュリティーエリアにアクセスが行えるロボット。ハードウエアの改修が不要で、異なる階への移動やセキュリティーが強化されたエリアに荷物の運搬ができる。

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屋外配送タイプの「GAEMI」

一方、屋外配送タイプは、QRコードを読み取りスマホでオーダーすることで配送業務を自動化できる。GPS(全地球測位システム)機能と管制でのロボット一括監視が可能で、正確な配送が行える。

センシードロボティクスでは、手始めに、北海道函館市の函館五稜郭病院と函館中央病院で屋内配送タイプの「GAEMI」の導入実証を開始した。今後は、国内の病院やホテル、リゾート施設などへの導入を進める計画。