ロムス、bud梱包出荷サポートが小型自動倉庫「Nano-Stream」導入

小型自動倉庫「Nano-Stream(ナノ・ストリーム)」
小型自動倉庫「Nano-Stream(ナノ・ストリーム)」

物流施設などの自動化ソリューションを提供するROMS(ロムス、東京・品川区)は1月7日、出荷代行業務などのbud梱包出荷サポート(新潟・聖籠町)が物流拠点「朝日第2物流センター」に、着脱可能なクレーンとケース搬送AGV(無人搬送車)を使った小型自動倉庫「Nano-Stream(ナノ・ストリーム)」を導入したと発表した。

budでは、顧客に安定した高品質なサービスの継続で、労働人口減少による人員不足や物量の急激な変動で生じるスタッフの過度な負担を解消し、働きやすい環境の実現に取り組んでいる。その中で、「無人化」ではなく「省人化」、「現在のスタッフで生産性をさらに高めるサポートを行う」というロムスの考えと、「Nano-Stream」が具体的に実現できるソリューションとして評価し、導入を決めた。

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「Nano-Stream」の機能概要

「Nano-Stream」は、着脱式ラックハンガークレーンで荷物の入ったケースを入出庫し、ケース搬送AGVに移載して、入出庫ステーションまで搬送する自動倉庫。100m2程度から設置できる。モジュールを追加し保管能力の拡張や、クレーンやAGVの台数、走行レーンを増やし搬送能力の拡張、入出庫ステーションを増設して処理能力の拡張も行える。