ドローン・ジャパン（東京都千代田区）は7月26日、産業用ドローンの開発・製造の五百部商事（栃木県宇都宮市）と、GPS（全地球測位システム）が入らない室内空間でドローンの自動航行を実施しやすくするソリューション「ドローン室内自動飛行」を8月から提供すると発表した。
使用環境や業種・業務に合わせた室内自動飛行可能なカスタマイズしたドローンと、ドローンの自動飛行を使いやすくするアプリケーション「インドアオートミッションアプリ」がセットになったソリューション。
ソリューションでは、Modal AIのAIカメラを搭載し、GPSの届かない室内空間でも自律飛行可能な標準機のドローンに加え、ペイロード、大きさ、飛行時間などのカスタマイズが可能なドローンを提供する。
「インドアオートミッションアプリ」は、事前に設定した室内図面で航路設定をすれば、その航路を自動的に飛行させるアプリケーション。ソースコードが開示されたGCS（グラウンド・コントロール・ステーション）「Q Ground Control」をベースに開発した。
ドローン・ジャパンではPoC（実証実験）用として、活用内容や航行場所、ペイロードなどの使用環境に応じてドローンとアプリケーションをカスタマイズして提供。実証試験後には、実運用向けにカスタマイズパッケージを提案する。
