三菱HCキャピタルは2月26日、建設現場の省力化・省人化ロボットソリューションを手掛ける建ロボテック（香川・三木町）と、資本業務提携したと発表した。
2社は、今回の提携を通じて、建設現場で利用されるロボットを対象に、導入や運用計画などの導入コンサルティングから、導入後の運用サポートや機器の保守・メンテナンスなどをパッケージ化したロボットサービスモデルの構築と提供に取り組む。
また、建ロボテックは、建設作業を省人化・省力化するロボットを開発し機種を拡充する一方、三菱HCキャピタルは、ファイナンスを始めロボットの利用に必要な周辺機能も提供する。将来的には、ソリューションの対象ロボットを国内外の他社ロボットや省力化機器などに拡大する。
建ロボテックは、建設現場向け協働型ロボット「トモロボ」の開発や企業の開発協力などを行う特化型研究開発企業。「トモロボ」は、重い建材を運搬する「運搬トモロボ」、土木・インフラ工事向け太径に対応した「太径鉄筋結束トモロボ」、鉄筋結束を行う「鉄筋結束トモロボ」などのモデルを展開する。
