日本ドローンビジネスサポート協会、千葉・いすみ市がDJIの大型ドローン「Flycart30」導入

いすみ市が導入した産業用大型ドローン「DJI Flycart30」
いすみ市が導入した産業用大型ドローン「DJI Flycart30」

日本ドローンビジネスサポート協会(岡山・岡山市)は4月7日、ドローン撮影などのワン・オーガスト(川崎市)と、千葉県いすみ市に中国ドローンメーカーのDJIの大型ドローン「DJI Flycart30」を納品し、操作講習を実施したと発表した。

「DJI Flycart30」は、最大積載量40kgの運搬能力を持つ産業用大型ドローン。災害時の物資運搬や救助活動支援などに活用が見込まれている。

0407dronebusiness2 - 日本ドローンビジネスサポート協会、千葉・いすみ市がDJIの大型ドローン「Flycart30」導入
操縦訓練を受けるいすみ市の職員

いすみ市では今回、初めて大型ドローンを導入。市職員4名が講習を受講した。受講者は、既にドローンパイロットとして基礎訓練を行い、国家資格を取得し操縦訓練を重ねてきた。同市では、本機の大型ドローンの導入で、市の防災体制が大幅に強化されるとしている。

市では今後、実際の災害シナリオを想定した訓練を定期的に実施し、緊急時に迅速で効果的に対応できる体制を構築していく予定。また、市民向けのデモンストレーションも計画しており、ドローン技術の理解促進も図っていく。