
物流ロボットベンチャーのRENATUS ROBOTICS(レナトスロボティクス、カリフォルニア州)は5月11日、米国でロボットを活用した自動倉庫「RoboHouse Dallas(ロボハウス・ダラス)」をテキサス州、「RoboHouse Los Angeles(ロボハウス・ロサンゼルス)」をカリフォルニア州に建設すると発表した。
2つの倉庫ともに、自社開発の自動倉庫システム「RENATUS(レナトス)」を始めとする複数の自動化設備を活用した半無人ディストリビューションセンターを建設。アメリカ国内のEC(電子商取引)発送センターとして3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)サービスを提供する。
「RoboHouse(ロボハウス)」は、「RENATUS」を軸に、ピッキングロボット「ADAM」や、開発を進めるヒューマノイドロボット「TOMODACHI(仮)」など、最先端の自動化設備を導入する無人倉庫。同社では、無人技術を活用することで、人のオペレーションと比較し、人件費を30分の1以下に圧縮する考え。3PLサービスは業界平均よりも10%以上を抑えた価格で提供する。