シークセンス、警備ロボット「SQ-2」に人物検知機能を追加

警備ロボット「SQ-2(エスキューツー)」
警備ロボット「SQ-2(エスキューツー)」

自律移動型ロボット開発のSEQSENSE(シークセンス、東京・中央区)は9月26日、警備ロボット「SQ-2(エスキューツー)」に、人物検知機能を搭載し提供を開始したと発表した。

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人物検知機能の仕組み

新たに追加した人物検知機能は、ロボットが稼働中に指定されたエリアや時間帯で人物を検知すると、操作監視用のPCに通知を行う。閉館後の施設への侵入者や残留者の早期発見と警備員の迅速な対応が可能になる。警戒監視の効率化と警備レベルの強化が図れるという。

新機能は警備ロボットサービスの標準機能で提供するため、新たな機器の設置や追加費用は不要。ただし、一部の機種は未対応。いくつかの現場で試験的に導入されていたが、9月22日から正式に提供を始めた。

「SQ-2」は、高性能センサー「3D LiDAR(ライダー)」を搭載した警備ロボット。詳細な三次元マッピングや動体検知、環境変化の把握ができる。立哨、巡回、来館者対応といった警備業務を担うことが可能。