エアロネクスト(東京・渋谷区)は2月9日、東京都の令和7年度「グローバルサウスのGX(グリーントランスフォーメーション)促進プロジェクト」に採択されたと発表した。モンゴルで社会実装を進めてきたドローン配送と陸上輸送を融合した物流サービス「SkyHub(スカイハブ)」のモデルを、脱炭素の観点で医療分野にとどまらず日用品・フードなどにも広げ、グローバルサウス(新興・途上国)への展開を検証する。
採択事業では、モンゴル・ベトナムでの医療・日用品などのドローン配送の運航・検証と機体開発や、ほかの用途を含むドローン活用の調査・ビジネス開発、市場・競合・法規制の調査、現地パートナー探索、現地許認可取得、配送ルート開拓、運航体制構築に取り組む。期間は2026年1月から2028年3月まで。
エアロネクストは、モンゴルで、現地パートナーのニューコムグループと連携し、首都ウランバートルで医療物流を起点としたドローン配送の実証・社会実装を推進してきた。
その一環で、子会社のネクストデリバリーが運航全般をトレーニングしたニューコムグループ子会社のMSDDが、2024年に同国初の商用ドローン飛行ライセンスを取得し、国立輸血センターから市内病院への輸血用血液製剤配送の商用運航を開始。2024~2025年の継続運用では合計472回飛行し、14病院へ516人分の血液を配送した。緊急配送では5人の人命救助に貢献したという。
モンゴルでは、ネクストデリバリーが2026年1月から提供を開始したドローン配送事業プログラム「SkyHub Training Center(スカイハブ・トレーニング・センター)」を展開する。同社は、今回の採択事業でも、プログラムを活用し、現地での人材育成にも取り組む。








