大成、ザロイヤルパークホテル東京羽田が配送ロボット導入 アメニティ配送を自動化

ホテルスタッフの一員として蝶ネクタイ、Yシャツ、ジャケットを着用したデザインの「GEAMI(ケミ)」
ホテルスタッフの一員として蝶ネクタイ、Yシャツ、ジャケットを着用したデザインの「GEAMI(ケミ)」

大成は3月30日、「ザロイヤルパークホテル東京羽田」(東京・大田区)が、韓国ロボットメーカーのロボティズ(ソウル市)が開発した自律走行配送ロボット「ROBOTIS GAEMI(ケミ)」を正式導入したと発表した。客室アメニティの配送業務を自動化し、ゲストの利便性向上と配達完了までの時間短縮を図る。

「GAEMI」は、既存設備の改修を必要としない後付け導入に特化した屋内用自律走行ロボット。マッピング機能やレーザーセンシングにより人や障害物を避けながら目的地まで移動するほか、付属のアームでエレベーターのボタンを押し、認証が必要なエリアではカード認証にも対応する。スタッフが必要な備品を積み込むと、客室まで自動で配送し、配送後は充電器まで自動で帰還するため24時間運用できる。

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頭部のアームでエレベーターのボタンを押したり、配達を知らせるために客室のドアをノックすることも可能

ザロイヤルパークホテル東京羽田は、これまで客室からのアメニティ注文を電話で受けていた。しかし、チェックイン対応が混み合う時間帯には電話に出るまでに時間がかかり、複数の注文が重なると届けるまでに時間がかかることが課題となっていた。こうした課題解決のため、アプリで管理する配送ロボットを導入し、配達オペレーションの最適化を進めることにした。

導入後は、客室内のQRコードからアプリ経由で注文を受けることで、フロントへの電話なしでアメニティを注文可能になった。また、愛らしい動きが子どもを中心に好評で、ゲストとスタッフの会話のきっかけになるなど付加価値の創出にも寄与しているという。

同ホテルでは、ロボットが配送を代行することで、デリバリー業務を専任で担当するスタッフを増員したのと同等の効果を見込み、ゲストの対応スピード向上にもつなげるとしている。