中国ロボットメーカーのオリオンスターロボティックスは1月11日、自社のサービスロボットがグーグルのAI（人工知能）チャットボットサービス「グーグル・ダイアログフロー」と、オープンAIの生成AI「チャットGPT」と連携すると発表した。
今回、2つのサービスと連携することで、ロボットの質問応答能力を向上。一般的な質問の回答や、リアルタイム情報の提供、論理的な対話の交流に対して迅速で正確に対応を可能にする。
また、自社開発の専有シナリオベース大規模言語モデル「ChatMax（チャットマックス）」を導入。ロボットが現在の使用シーンに応じて内部知識を取得し、コミュニケーションや解答を行えるようにする。新機能でホテル、観光名所、博物館、展示会場、企業のフロントデスク、銀行の問い合わせ、公共機関など、個別のユーザーニーズをカバーしながら、専門的で正確なサービスを提供する。
同社では今後も研究開発の成果を製品のアップグレードで継続的に投入し、便利で生産性の高い優れたロボットを実現していくとしている。
