ロボット制御ソフト開発のOrboh(オルボー、北九州市)は9月29日、トヨタ車体研究所と、中国ロボットメーカー、ユニツリーロボティクスのヒューマノイドロボット「Unitree G1(ユニツリージーワン)」を使ったオクラ収穫の共同実証を実施したと発表した。鹿児島県内の農場で、ロボットが屋外でオクラを検出し、把持まで確認した。
実証では「G1」が畝に沿って歩きながらオクラを探し、検出後に手を伸ばして把持するまでを検証した。屋内の模擬環境では20回中16回の把持に成功した一方、切断用カッターの開発が期間内に完了せず、茎を切って収穫する工程までは到達しなかった。2026年6~9月に実施した。
「G1」には胸部にステレオカメラ「ZED-M」、右手に「Dex1-1」ハンド、背面にエヌビディアの「Jetson Orin 64GB」などを搭載。オクラの検出には専用に調整したAI技術「YOLO」、位置推定には3D点群を使い、最後の細かな位置合わせにはロボット制御・模倣学習手法「Diffusion Policy(ディフュージョンポリシー)」を活用した。
オルボーでは、今回確立した開発手法を工場や建設現場などにも展開する。実証で収集したデータと検証用のシミュレーション環境も公開する。








