ケムリ・ベンチャーズ、植物工場ロボット開発のハーベストエックスに出資

「食の未来ファンド」を運営するケムリ・ベンチャーズ(東京・新宿区)は2月16日、植物工場向けの授粉・収穫ロボット開発のハーベストエックス(東京・文京区)に投資したと発表した。

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ハーベストエックスの植物工場向けロボットの概要

ハーベストエックスは、植物工場向けソリューション開発を行うスタートアップ。特に、イチゴの生産過程で、植物の管理・受粉・収穫をロボットで自働化することで、安定した衛生的な生産と収量増加の実現に取り組んでいる。

ケムリ・ベンチャーズでは「イチゴなど果物の受粉作業は自動化ができず課題があった。ハーベストエックスはロボットによる自働化で、その課題を解決する。彼らの技術は日本のみならず、海外の農業にも大きなイノベーションをもたらすと確信し、投資とサポートを決定した」(岡田博紀・代表パートナー)としている。