東芝エレベータ、エレベーターとロボット連動機能など備えたクラウドサービス

ELCLOUD(エルクラウド)の概念図

東芝エレベータは11月10日、エレベーターとサービスロボットが連動するサービスなどが利用できるクラウドサービス「ELCLOUD(エルクラウド)」を発売したと発表した。

新サービスは、様々な用途のサービスロボットがエレベーターと連動して移動できる「ロボット連携サービス」、エレベーターの乗車階・行先階を事前にスマートフォンで登録できる「スマホ呼びサービス」、PCやタブレットからエレベーターの運行状況を確認し管理を支援する「管理支援サービス」を提供する。

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ロボット連動サービスのイメージ

大容量通信が可能となる「クラウド接続用インターフェース(エルクラウド対応)」を通じてクラウドと接続することで、新しいサービスの追加やアップデート、機能拡張が可能。そのため、ソフトウエアの追加や変更をすれば、物理的な工事やエレベーターの長時間停止を行わず、機能やサービスの追加、アップデートができる。

同社では今後も、クラウドを活用し、建物の所有者や管理者に対しては、エレベーターと建物の価値が向上する一方、利用者には快適性・利便性を高めた新サービスを提供していくとしている。