建設現場の省力化ロボットソリューションを提供する建ロボテック(香川県三木町)は8月21日、リアルテックジャパンをリード投資家に、NTTファイナンス、りそなキャピタル、NCBベンチャーキャピタル、HOXINから、第三者割当増資で総額1.5億円の資金調達を実施したと発表した。同社は、今回の資金調達で調達額は累計が約6億円となった。
建ロボテックでは、今回の調達資金で、発表から約3年間改善を進めてきた鉄筋結束ロボット「トモロボ」の完成形とする人介在率が圧倒的に低い最新バージョンのサービス化に加え、鉄筋工事だけではなく、建設現場で働く人の作業を軽減する、新たな機種のサービス化を行う。
今後は「世界一ひとにやさしい現場を創る」をミッションに、ロボットと人が共に働き、魅力ある建設現場の実現を目指す。同時に、建設業界の労働者不足などの社会問題を解決も図るとしている。