米スカイディオ、ドローン「Skydio X10」用の遠隔飛行ソフトの提供開始

ソフトはインターネットのブラウザでドローンの飛行を実行できる

米ドローンメーカーのSkydio(スカイディオ、カリフォルニア州)は10月18日、エンタープライズ向けドローン「Skydio X10(スカイディオ・エックステン)」の遠隔飛行を可能にするソフトウエア「Skydio Remote Flight Deck(スカイディオ・リモート・フライト・デック)」の提供を開始したと発表した。

「Skydio Remote Flight Deck」は、インターネットのブラウザ経由で、場所を問わずドローンを飛行が行えるソフト。スカイディオのドローン「Skydio X10」向けに開発された。ソフトを利用することで、遠隔地の操縦者は、現場の人員が起動させたドローンを、そのまま飛行させたり、実行中の飛行業務の制御を現場と交代したりすることができる。

また、現場と遠隔地の操縦者間でドローンの飛行業務の引き継ぎが円滑化できるほか、ライブストリーミング機能で状況認識を行うことも可能。スカイディオでは、DFR(第一応答者としてのドローン)の事件・事故対応、捜索救助活動といった公共安全、電力変電所の点検、橋梁点検などのインフラでの利用を見込む。